
私は税理士として独立する前から、家計簿をつけています。
今回は「家計簿をつけることのメリット」についてのお話しをしていきます
Contents
家計簿をつけ始めたキッカケ
独立する4年くらい前から家計簿をつけています。
きっかけは独立のために開業資金を貯めようと思ったからです。
それまでは貯金についてあまり関心がありませんでした。
なんとなくで日々のやりくりをしていましたが、独立するとなると話が変わってきます。
開業を予定している時期までに、ある程度の資金を貯めなければいけません。
そこでExcelで簡単なフォーマットを作成し、家計簿をつけてみることにしたのですが、
その際に気づいたこと・メリットなどをまとめてみました。
家計簿をつけることのメリット
収入と支出に対する意識が高まり、無駄なことにお金を使わなくなる
家計簿をつけることで、お金を使うことに対する意識が明らかに変わりました。
以前は、頭の中だけでお金を計算していましたが、
家計簿をつけてみたところ、意外と無駄なことにお金を使っていることに気づいたんですね。
特に食費や娯楽費(外食を含む)が、そこそこ家計を圧迫していました。
そこからは、ひと月に使える予算を決めて、無駄使いをしないようにしていきました。
家計簿をつけると、どこにいくらお金を使っているかがはっきりと見えてくるので、
- どこを見直せばよいか
- どこを節約すればよいか
といったことに自然と意識が向くようになっていきました。
計画的にお金を貯めやすくなる
私は家計簿のフォーマットをExcelで作成していたこともあり、
現時点の収入・支出だけでなく、
今後の収入・支出についても予測のような形でつけていました。
そうすると、
「今年は支出をここまでに抑えれば、年末にはこれだけ貯金が貯められる」
ということが見えてきます。
お金の状況を「見える化」することで、自然にコスト意識も高まり、
計画的にお金を貯めやすい状況をつくることができます。
「お金を管理する」というスキル
家計簿をつけることで、
計画的にお金を貯めることだけでなく、
「お金を管理する」というスキルを身につけることができます。
実のところ、この「お金を管理する」というスキルはとても大切です。
特に、これから創業しようとする方にとっては、欠かせないものといえるでしょう。
生活面におけるお金の動きとは異なり、事業におけるお金の流れはとても複雑です。
収入や支出のタイミングや、一度に動く金額の大きさ、支払先の数やその支払条件、など
とても多岐に渡ります。
家計簿をつけることを習慣化して、お金を管理するスキルを少しでも身につけておくことをオススメします。
まとめ
今回は家計簿をつけることのメリットについて触れてみました。
開業資金を貯めるだけでなく、将来の人生設計を考える上でも
家計簿をつけることは有用であると思います。
気になった方はぜひ試してみていただきたいと思います。