
税理士試験はあくまで「通過点」であり、税理士になるための「手段」です。
「試験をいかに最短でクリアするか」が大切だと感じています。
税理士資格を取得するまで
税理士試験の受験記録
私の税理士試験の受験記録は↓こんな感じです。
・平成25年 簿記論 B 財務諸表論 C(財表は記念受験でした)
・平成26年 簿記論 A
・平成27年 簿記論 A(試験直前に捨てました) 財務諸表論 合格
・平成28年 消費税 合格
・平成29年 簿記論 合格
・平成30年 大学院1年目
・令和元年 大学院2年目
資格取得までの期間と予備校
私が税理士試験を初めて受けたのは35歳のとき。
そこから3科目を取るのに5年、大学院で2年、と通算7年かかりました。
資格取得に要した年数としては、おそらく平均くらいかなと思います。
予備校はT◯Cを選択しました。
近くにはO原もありましたが、T◯Cの方が、①受講生は社会人が比較的多い、②校内が静かで落ち着いた環境、だったことからこちらを選びました。
特にどちらが優れている、というわけではないので、自分の好みで決めていいのかなと思います。
官報合格と院免除のどちらをとるか
「官報か院免除か」
どちらを取るかで迷われている方もいるでしょう。
ですが、私のように30代になってから税理士を目指す方は、
「試験を最短でクリアする」
ことをまず第一に考えた方が良いと思っています。
私は官報合格ではなく、最初から院免除を視野に入れてました。
30代になって記憶力や体力も落ちてますし、
税法を受験する猛者たちと勝負する自信もなかったので笑。
「簿・財・消 + 院免除」というパターンに落ち着きましたが、
これが自分にとっての最短ルートで、出来うる最善の方法だったと思います。
税理士になって何をするかが一番大事
今では大学院免除選択する方が増えてきていると聞きます。
昔であれば、院免除は転職で不利になることもありましたが、今はそのようなこともあまりないでしょう。
税法科目はハマると無駄に年数がかかってしまうので、
受験者が院免除にシフトしていくのは、ごく自然な流れなんだろうと思います。
ただ、忘れてはいけないのは、
「試験は通過点であり手段に過ぎない」
ということです。
本来の「目的」は
「税理士になって〇〇をする」
ということでしょうから。
官報合格を目指すのもアリだと思いますが、それでもあまり年数をかけない方がいいでしょう。
税理士になってからが本当のスタートです。
ご自身にとって最善・最短のルートを選んでみましょう。

